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スタッフブログ

2017.10.07

パゴンブランドを立ち上げて15年。

パゴンブランドを立ち上げて15年。

15年まえにいた染色工場の職人さんは、一人も残っておりません、当時の職人さんの平均年齢は限りなく60歳に近かったです。もう皆さん引退なさいました。職人さんの後継をどないしょうかとずっと考えなやんでおりました。いくら染めが好き、どないしてでも染め屋を続けて行く!といっても、この広幅の友禅は、1人ではできません。パゴンを続けていくには、若い職人さんをさがして、育てなければ途絶えてしまいます。

本当に運が良いの一言につきるのですが、ベテランの職人さんも入ってき、若い職人さんも入ってきました。色合わせの職人さんも、若い女性ががんばって働いてます。染料を間違わずにきちっとはかる 地味な仕事もこなす若い男の子も入ってきました。今年になって、職人になりたいという女性も見習いて入ってきました。

ありがたいです。

私らのような繊維の零細企業に若い人が入って来てくれて考えるのは、みんなを幸せにしなあかんただそれだけです。そのためにも、パゴンは日本の伝統、技術などを文化とともにお客様に伝え、お客様に喜んでもらわなくっちゃ!

いつも地方の催事で小さな型を使って、体験などしています。今回は、いつも普段使っている大きな型を催事現場に持ち込み職人の実演をしょうかという企画で、その実演する台をつくるのにあたっての10分の1のスケールモデルです。

染織台_模型

元パゴンの社員でアーティストの小牧君がつくってくれてます。

まずは、11月3日.4日の東京の八重洲の京都館でこれの、本番を作り持ち込み、職人の若手ホープ、パゴンの将来をになう、小野君が行って実演をします。

私も製作者の小牧君も当日おりますので、是非是非、興味あるかたはお越しくださいませ。

                      亀田のり吉社長