皆さん、こんにちは。スタッフのOです。
先日、店頭で印象に残る出来事がありました。
リバーシブルブルゾン「糸瓜群虫図×鶏図押絵貼屏風」とブルゾン「鳥獣花木図屛風」をご紹介していたときのこと。
ひとつは墨の表現が中心の、静かな世界。
もうひとつは色鮮やかで、どこか異国を思わせる華やかな世界。
「え、これ同じ画家なんですか?」
お客様が驚かれたその瞬間、
実は私も、初めて若冲の作品を見たときの気持ちを思い出しました。
これらの作品を描いたのは、江戸時代京都で生まれた画家 伊藤若冲。
若冲は花や鳥、動植物を題材にしながら、作品ごとにまったく違う表情を見せる画家として知られています。
たとえば「糸瓜群虫図」は、植物や昆虫を細やかに描いた作品で、
若冲の自然に対する鋭い観察眼が感じられる作品として知られています。
「鶏図押絵貼屏風」は、若冲を代表するモチーフである鶏を描いた作品で、
生命力あふれる写実的な表現が高く評価されています。
そして「鳥獣花木図屛風」は、色彩豊かで装飾性の高い表現が特徴で、
若冲の想像力あふれる世界観を感じられる作品として知られています。
同じ画家の作品でありながら、
描かれる世界の雰囲気が大きく変わるのも、若冲の面白さです。

ブルゾンとして羽織ると、
墨の柄は余白を生かした落ち着いた印象に。
色の柄は一枚で装いを華やかに彩ってくれます。
今回のブルゾンでは、「糸瓜群虫図」と「鶏図押絵貼屏風」をリバーシブル仕様で楽しむことができます。
その日の気分やコーディネートに合わせて、二つの世界を着替えるように楽しめる一着です。
ただ絵を見るのではなく、
自分がその世界の中に入っていくような感覚。
それは、美術館で作品を鑑賞するのとは少し違う体験かもしれません。
同じ画家でも、こんなにも違う世界がある。
そして、そのどちらを選ぶかで自分の印象も変わる。
絵を着る楽しみとは、
芸術を飾るのではなく、自分の一部にすること。
日常の中で歩き、動き、時間を重ねていく中で、
絵の世界もまた、少しずつ表情を変えていくのかもしれません。
そんな楽しみを、これからもお届けしていけたら嬉しいです。
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・伊藤若冲リバーシブルブルゾン糸瓜群虫図・淡緑×鶏図押絵屛風・白黒
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