11月26日(土)と12月3日(土)の2日間限りで開催された【三条店配色弟子入り体験】で体験していただいた配色の染色作業が先日行われました。
配色弟子入り体験では、この染めの工程はPagongの職人が行います。
皆さん本当にどれも素敵な配色ばかりです!
「けし」はその美しい花姿と、けし坊主のユーモラスな形は、絵画や工芸意匠の恰好の素材として用いられました。
特に琳派系の絵師たちが、その画題として「けし」を取り入れたと言われています。
琳派の絵師たちが活躍した江戸時代は、染色の世界でも友禅染めの技術が確立された頃でもあります。
それにより、染色にも絵画的な表現が可能になりました。
この「けし」の柄は、風に吹かれるけしの様子が表情豊かに描かれており、今にも咲こうとしているのか、頭をもたげて花弁を覗かせ始めた蕾の様子や、葉脈、葉にあいた虫食いの穴に至るまで丁寧に描写されています。
文様としてというよりも絵画的な雰囲気で描かれるこの柄が、着物の柄の一つとして成立したのも、この友禅染めの技法があってこそ!?
お洋服や日傘になるのが楽しみですね!
けし柄の配色体験は2023年も開催します!
2023年6月17日(土)、開催場所は本店です。
興味のある方はぜひご参加ください♪
詳しくはこちら▼
https://pagong.jp/concept/kameda/taiken/
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株式会社 亀田富染工場は2019年で創業100年を迎えた京友禅の染屋です。
京友禅でアロハシャツや洋服を作り自社ブランド「Pagong(パゴン)」で販売しております。
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