アロハにぴったりな綿麻ブレンド生地に、伝統的な和柄を友禅染で捺染しました。
一つ一つの柄が持つ、柄の云われも合わせてお楽しみください。
コットンアロハシャツ 花と孔雀/白黒 (綿70% 麻30%)
美しい尾羽の孔雀が華やかな花々に囲まれて静かに佇んでいます。大輪の花は沙羅をイメージしているのでしょうか。沙羅はインド原産の「仏教の三大聖木」のひとつです。孔雀は熱帯地方に棲み、美しい姿で古くから多くの国々で愛されてきました。毒虫や毒蛇を食べることから「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳がある」とされ信仰の対象となっています。禍を取り除いてくれる孔雀と高貴な聖木があなたを守ってくれるでしょう。
コットンアロハシャツ 海老/黄 (綿70% 麻30%)
大きな海老が躍動する様が迫力の構図で描かれるこの柄は、元は東京国立博物館所蔵の歌舞伎の衣裳「打掛 黒地海老注連縄若松模様」の柄でした。東京国立博物館より許可をとり、友禅染めで復刻させました。
海老は、鎌倉時代には「海の翁」と呼ばれて不老長寿の象徴とされました。海老の横に描かれる若松は、新鮮さと将来性をイメージさせる、めでたいものとされています。しめ縄は門戸に張って不浄なものを防ぐ意味を示したりします。お正月の雰囲気をかもすこの柄ですが、若年の頃〜長寿に至るまで、しめ縄の力で災厄から守ってくれそうですね。
「占連繩海老縫模様褂」東京国立博物館所蔵
Image:TNM Image Archives Source:http://TnmArchives.jp/
許可なく複製をすることを禁じます
コットンアロハシャツ 百合と露芝/赤(綿70% 麻30%)
百合は、意匠化せずに写実風に表現する傾向にありますが、この柄ではシルエットで描かれ百合の風情が美しく表現されています。眉のような三日月形に描かれた芝草を幾重にも重ね、所々に丸い露の玉をあしらった抽象的な文様を露芝といいます。広い野原にかすみがかかり、芝草が生い茂る中に百合が風に揺れながら楚々として咲いている。幻想的なイメージの美しい柄です。
コットンアロハシャツ 乱菊/新橋 (綿70% 麻30%)
動きのある大胆な乱菊だけの模様が描かれたのは大正の終わりから昭和の初めにかけての斬新な傾向の着物の柄としてでした。第二次大戦後には大きな菊を白黒赤などの大胆な色使いで表したモダンなデザインで描かれました。シンプルでゴージャスといった、アメリカ人が好むようなジャパニーズモダンが流行したのです。東洋的なイメージから1890年代に流行したヨーロッパのアール・ヌーボーの流れを汲みつつ、戦後日本で流行した、動きのある菊だけの大胆な構図のこの柄は当時のキリッとした着こなしを好む新しい時代の女性をイメージする柄であり、常に今を生きる女性達の感性に大きく響くのです。
コットンアロハシャツ 金魚/淡水色 (綿70% 麻30%)
金魚は夏の風物を表す画題として夏用の着物の柄に使用されました。涼しさを感じさせてくれます。また、そのかわいらしさから子供の着物用によく使われてきました。江戸時代より金魚は観賞用として飼育されるようになり、一般家庭で飼うこともありました。輸出用として飼育もされていたのです。
主な取扱商品
京友禅アロハシャツ、ワンピース、チュニック、Tシャツ、シャツ、タンクトップ、京バッグ、がま口
取り扱いブランド
Pagong、Picka、wakamiya cosmetics
住所:〒615-0046 京都市右京区西院西溝崎町17
TEL:075-322-2391 FAX:075-322-2459
営業時間:11:00-18:00
定休日:不定休
主な取扱商品
京友禅アロハシャツ、ワンピース、チュニック、Tシャツ、シャツ、タンクトップ、京バッグ、がま口
取り扱いブランド
Pagong、wakamiya cosmetics
住所:〒605-0084 京都市東山区八坂新地清本町373
TEL:075-541-3155
営業時間:11:30-20:00
定休日:水曜定休
主な取扱商品
京友禅アロハシャツ、ワンピース、チュニック、Tシャツ、シャツ、タンクトップ、京バッグ、がま口
取り扱いブランド
Pagong、SANJO by pagong、wakamiya cosmetics
住所:〒604-8083 京都市中京区三条通富小路東入中之町32
TEL:075-257-3723
営業時間:11:30-20:00
定休日:水曜定休