京都嵐山の観光名所である「キモノフォレスト」の生地はPagongの職人が染め上げました。
これらの友禅ポールに使用された京友禅の生地は実際に大正から昭和にかけて使われた図案です。
キモノフォレストで使用されたPagongの柄32種のうちの一部がトートバッグとなって誕生しました。
第二弾となる今回登場するのは4柄
持ち手も肩がけできる長さで、容量もたっぷりなのでお買い物にも便利なバッグになっています。
アイテムはこちら▼
「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、長寿の象徴とされたおめでたい柄です。鶴は飛翔する姿も立ち姿も美しく古くから着物を始め多くの物に意匠化されてきました。 また、鶴は蓬莱に住み、蓬莱と天上の世界を行き来できる鳥と言われています。天上や蓬莱など、この世ならぬ国々から幸運を運んで来ると思われているのです。
江戸時代中期から後期にかけて京都御所の奥方が小袖に使った御殿風な模様で、王朝時代の物語や、流水や草花などに御所車など雅びな素材を配した一種の風景模様です。公家の奥女中や御所勤めの女性達が、奥方から払い下げられた小袖を、ほどいて用いたことから、明治初期に「御所解模様」と呼ばれるようになったと言われています。
二枚貝を二つにわけ、一方を持ってもう一方を探し当てるという、トランプの「神経衰弱」のような遊びです。その貝を入れる道具が貝桶なのです。二枚貝は対になっている貝だけがピッタリあう事から、夫婦和合という意味合いを持たせるようになり、桃山時代~江戸時代には大名家の姫たちの婚礼調度品として欠かせない物となりました。
歌舞伎の勧進帳、安宅の関の名場面です。 頼朝に追われ、奥州に逃げる途中の、山伏に身をやつした弁慶、そのお伴に身をやつした義経を安宅の関守に怪しまれ危機がせまるのです。弁慶が心を鬼にして主人の義経を金剛杖で打ちすえます。さらには殺してみせましょうかとも言い放つのです。関守は主人を思う弁慶の心に打たれ自分の身を犠牲にしてまでも義経一行を通してやります。この柄はその名場面を骸骨が演じています。
第一弾で登場した3柄はこちら▼
シンプルで立体的な柄です。現代の洋柄にも通じるところが感じられ、まるで水玉模様のようです。水玉に変わり、延命長寿を表す菊花を用いた事で日本的な柄になっています。
御所車は平安貴族が乗っていた牛車のことです。その姿形が美しく、王朝貴族の豊かさ、雅びさから着物の図柄には多く描かれています。御所車は王朝物語の代表である「源氏物語」の世界を象徴するものとして「源氏車」とも呼ばれています。御所車の車輪は乾燥を防ぐため、水の中で保管していた事から水と組み合わせて描かれている柄が多くあります。
古代中国では雲上には陽の気と陰の気が混ざりあい、物事が生まれてくると考えられていました。そしてその雲の中から龍が生まれてきたのです。龍は変幻自在の想像上の霊獣で、大地と水を支配し、雲に乗って空中を飛翔し収穫や悪疫の除災を司るとされています。日本では水神としてあがめられ、農耕と深く係わってきました。春分の頃に天に登り雨を降らせると考えられていました。
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