先日デザインウィーク京都のツアーに参加してきました!!
デザインウィークとは、京都のモノづくりの現場が一般公開されて、国内外から訪れるさまざまな人たちが交流することで、新たなモノやコトを創出しようという試みです!ものつくりの現場が開かれることで、京都が創造性あふれる街となることを願い活動されています。
物つくりをしている私たちにとっては、いろいろな分野でものつくりに関わっている人と話すことは、新しい方法や考え方を得られるとても良い機会です。もちろん一般の方も参加可能です!
と言うことで、京都・亀岡にある樂焼の陶工、「松楽」さんにお邪魔しました!!
なんとも趣のある入り口です。
そしてパゴンの服、やっぱり目立つ!!
中に入ってみると達人登場!!
楽焼や陶芸、茶道についても丁寧に説明してくださいました。
達人感ただよう背中!!
ろくろを使わず、手とヘラだけでてづくねして生み出されるのが樂焼だそうです。窯に入れる時間は数分という驚くほどの短時間で、敢えて焼締まらないようにすることで断熱性が高まり、冷めにくくて持ちやすい茶碗が出来上がるそうです。
ひと昔前は、このような釜を使われていたそうですが、一度に一つしかできず、なおかつすごい量の炭を使うので今では、
ガス式を特注で作られて、使われているそうです。
みなさん色々と工夫されているのですね!
中はこんな感じでした。
出来上がったら、火ばさみで取り出すそうです。火バサミにも色々な種類があり使い分けておられるそうです。
工房には息子さんもおられ、お仕事をなさっていました。
後継者として頑張っておられました。
ツアーの終わりに
この工房で作られた茶碗でお茶をいただきました。
一つの工房を訪れるだけで、知らないことがたくさん知れて、もの作りの現場ごとにきっとそれぞれの歴史や人の思いが詰まっているのだなと思いました。
2020年のデザインウィーク京都は
2/23から3/1で開催されます。
もちろん一般の方も参加できます!!
そしてパゴンの工房・亀田富染工場も見学して頂けます。
今も進化し続けるパゴンの染色技術や、これまで復刻してきた型の数々を見て頂くことができます。
オープンされる工房は下記サイトから確認いただけます。
https://designweek-kyoto.com/2020/open_house/
1週間では全部は絶対回れないくらい、色々な工房が参加されています!
今回紹介した松楽さんのページはこちら>>>
https://designweek-kyoto.com/2020/open_house/05
工房によって、オープンされている日が異なりますので、ご確認の上お尋ねください。
そして最後になりましたが、
デザインウィーク京都は、だいたい無料で楽しめますが、クラウドファンディングにも挑戦されています。
パゴンもトートバッグを提供させていただいております。
よかったらそちらもご覧ください。