皆さま、こんにちは。スタッフのOです。

今年も7月7日を迎えました。

今日は、パゴンの誕生日です。

 

パゴンが誕生したのは、2002年。

当時、日本の繊維産業は、大きな転換期を迎え、多くの生産拠点が海外へ移っていきました。亀田富染工場もまた、その変化の中にありました。

そんなある日、一冊の本との出会いがありました。

その本には、ハワイへ渡った日系移民が着物を仕立て直してアロハシャツを作ったことが、アロハシャツのルーツのひとつとして紹介されていました。

「京友禅でもアロハシャツを作れないだろうか。」

その発想から生まれたのがパゴン最初の一着です。

          (アロハシャツ最初の柄:渦と立波)

当時は、和柄のアロハシャツという新しい試みに驚かれることも少なくなかったそうです。

しかし、その一歩が今日のパゴンへとつながっています。

 

店頭に並ぶ新柄や商品をご覧いただくとその一つひとつの背景には、新しい挑戦があります。

一方で、その根底にある想いは、ブランドが誕生した頃から変わっていません。

「京友禅をもっと日常の中で楽しんでもらいたい。」

その想いがあるからこそ、時代に合わせた素材を取り入れ、新たな柄を生み出しながら京友禅の魅力を届け続けています。

新しいことに挑戦しながら大切なものは変えない。

それが、パゴンらしさなのだと思います。

 

店頭には、さまざまな柄が並んでいます。

一つひとつに意味や願いが込められ、新しい柄が形になるまでには長い時間がかかります。

そんな背景を知ることで、一着の服が少し違って見えてくることもあるのではないでしょうか

それもまた、パゴンならではの楽しみ方ではないかと思います。

 

     

       (亀田富博社長 2026年の新柄「京涼の団扇」着用)

7月7日。

パゴンは、今年で24歳になりました!

これからも新しい柄との出会いを通して、京友禅をもっと日々の暮らしの中で楽しんでいただき、多くの方の暮らしを彩る一着が生まれ続けることを願っています。

 

 

 

株式会社 亀田富染工場は2019年で創業100年を迎えた京友禅の染屋です。