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葡萄文様
葡萄文様

葡萄文様は、シルクロードから中国、そして日本へと伝えられた文様です。
西アジアが原産とされる葡萄は、ヨーロッパでは既に青銅器時代から栽培されていたようです。西洋では、ざくろと並ぶ豊穣のシンボルとして古くから尊ばれました。

葡萄は、西洋では瑞果文として、特に唐草文様のモチーフに好んで使われています。
この西洋の葡萄唐草がシルクロードを通って中国へ伝わり、やがて日本へも伝えられるようになったのです。日本には奈良時代に工芸品に施された文様として輸入されたといわれており、桃山時代の能装束や、陶器の絵柄としても見ることができます。
また、葡萄文様は、栗鼠と組み合わせて「葡萄栗鼠文」として描かれることも多く、家紋には下がり葡萄、葡萄枝文などがあります。強靭な蔦を伸ばし、ひと房にみずみずしい果実をいくつもつけることから、子孫繁栄や豊穣を象徴する吉祥文として用いられてきました。
この柄では葡萄の葉が生い茂り、まるで何か大切なものを覆い隠しているかのようでもあります。葡萄の葉があなたの大切な人たちやものを守り、末永い繁栄を約束してくれるかも知れません。