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出光美術館×Pagong

鳥獣花木図屏風

伊藤若冲『鳥獣花木図屏風』を友禅染めで復刻

2020年、アメリカの日本美術コレクターとして知られるエツコ&ジョー・プライス夫妻(プライス財団)によるコレクションの一部、約190点にもおよぶ日本美術を東京・丸の内の出光美術館が購入しました。
2020年9月19日より、特別展「江戸絵画の華」として、伊藤若冲『鳥獣花木図屏風』など約80点を公開しました。

今回Pagongは、その中の一つ、近年の若冲ブームの火付役として知られる伊藤若冲の代表作のひとつであり、「升目描き」の技法によって描かれた『鳥獣花木図屏風』を出光美術館よりご協力を得て、京友禅染めによる表現に取り組みました。

伊藤若冲(1716年~1800年)は、江戸時代中期の京都にて活躍した絵師です。
京錦小路にあった青物問屋「桝屋」の長男として生まれ、23歳で家督を継ぎ、四代目 伊藤源左衛門を名乗りました。40歳で弟に家督を譲り隠居の身になり、作画三昧の日々を過ごしました。

白象をはじめとした愛らしい動物たちがタイルをはったような特殊な描法で描かれた『鳥獣花木図屏風』は、若冲の独創性が感じられる作品として注目を集めています。

鳥獣花木図屏風

「桝目描き」への友禅染めによるアプローチ

『鳥獣花木図屏風』は「桝目描き」と呼ばれる描法で描かれています。

「桝目描き」とは画面全体を格子状に分け、その上に下絵を描画し、一枡ごとに塗り分けることによって描き出す描法です。
この描法は、方眼を用いた設計図である西陣織の下絵をヒントに伊藤若冲が独自に考案したと考えられています。この桝目による表現を京友禅でも再現すべく、最終的に染め型の枚数は24枚に及びました。

升目自体は捺染・抜染の二つの技法を用いて均一な線を染めるため、高度な技術が必要です。
升目にピタリと柄が合うように細心の注意を払って染め進めます。

若冲が想像で描いた動物や幻想的な背景。
タイルのように升目で描かれた部分を友禅染めでどのように表現するのか。
単にグレーの線を上から載せれば良いのか…逆に色を抜いて抜染した方が良いかなどの試行錯誤を重ねました。
パゴンの職人の技が光る傑作となりました。

鳥獣花木図屏風
鳥獣花木図屏風
伊藤若冲

伊藤若冲 鳥獣花木図

『鳥獣花木図屏風』は六曲一双の屏風形式の作品で、今回Pagongが友禅で表現したのは白象を動物たちが取り囲むように描かれた動物尽くしの右隻です。
同じ種類のモチーフをたくさん取り集めて文様にしたものを「尽くし」と呼び、同じ文様が数多くあることから縁起のよいものとされますが、この右隻にも「もの尽くし」としての吉祥性が感じられます。さらに花鳥図の屏風は、それ自体が楽園的性格をもっているとされています。またメインに描かれた象は力と聡明の象徴とされる吉祥のモチーフであり、特に白象には普賢菩薩の乗り物という仏教的意味もあります。
伊藤若冲の世界観を存分に感じられる『鳥獣花木図屏風』をPagongの京友禅で表現しました。「桝目描き」への友禅染めによるアプローチや、鮮やかな色彩の再現にご注目ください。
ユーモラスで愛らしい動物たちの姿を独自の世界観で描き出した伊藤若冲の作品『鳥獣花木図屏風』。
京友禅を通して新しい楽しみ方を発見していただければ幸いです。

実際にPagongの職人が『鳥獣花木図屏風』を染めていく様子を動画にしました。
こちらもよければご覧ください。

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鳥獣花木図屏風

鳥獣花木図屏風

 

出光美術館公式サイト>>http://idemitsu-museum.or.jp/

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